今回は手乗り豆柴を飼うにあたっての注意点・事前準備・飼い方・かかる費用についてご紹介したいと思います。
子犬を迎え入れる際はきちんと準備した上で迎え入れてあげましょう。
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手乗り豆柴とは!?
柴犬を品種改良で小さいサイズにした犬のことを豆柴と言います。
手乗り豆柴とは、豆柴をさらに小さくした犬のことをいいます。
手乗り豆柴の成犬での重さは2~3Kgまでにしかならないといわれています。
柴犬=6.8~11kg
豆柴=4~6㎏
手乗り豆柴=2~3kg
飼う際の注意点
豆柴もですが、手乗り豆柴とは犬種名ではなく、小柄な柴犬の俗称です。
豆柴の繁殖方法は具体的には明らかになっていませんが、柴の未熟児同士を掛け合わせたり、近親交配をさせたり、こっそりチワワやポメラニアンの血を混ぜる等の不健全な繁殖屋が多いと言われています。
このようなことから、JKCや日本犬保存会などの団体は豆柴を犬種として認めてはいません。
飼ってみたら虚弱体質だったり病気などで突然死するという例も多々あるみたいです。なので健康には特に気を遣ってあげることが必要となってきます。
病気持ちのワンちゃんだと、1ヵ月にかかる病院代だけでも10万を超すこともあります。
健康なワンちゃんを飼うよりも莫大な費用が掛ることになってしまいます。犬の病院代はなかなか高額です。(犬保険に入ることも可能)
ただ可愛いだけで飼うのはお勧めしません。よく考えた上で迎え入れることを決めてください。
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1事前準備
子犬を迎え入れる際、以下の物が必要最低限の物になります。子犬を迎え入れる前までに準備をしておくようにしましょう。
1.サークル
サークル内で過ごすことが多いのであれば、出来るだけ大きい物を選んであげましょう。いくら小さいサイズの犬だからといって、小さいサイズを与えてしまうと自由に動くことが出来ずストレスが溜まってしまいます。サークルの外がメインというのであれば適度なサイズでいいと思います。
ですが、必ず天蓋の開閉できるものがいいでしょう。子犬だとしても運動神経がとても良いので、直ぐ乗り越えてしまいますので。
2.食器
金属でステンレス製の物が錆びなくてお勧めです。子犬のサイズに合った物が食べやすいでしょう。
3.水容器
ケージやサークルに取り付けられるボトルタイプor市販のボウルのどちらでも大丈夫です。ボウルタイプだと、ひっくり返したり、埃が入ってしまうなどの欠点があるのでボトルタイプの方がお勧めです。
たまにボトルタイプが苦手な子もいますので、子犬の飲みやすい方に合わせてあげて下さい。(だいたいの場合はボトルタイプで大丈夫だと思います。)
4.フード
迎え入れた初めのうちは、ブリーダーさんがあげていた物を引き続きあげるようにしてください。徐々に変えていっていただいて大丈夫です。
4.トイレ
飼い主が手入れしやすいものを選ぶようにしましょう。縁が高めのトイレは犬がトイレを覚えやすいうえ、おしっこの飛び散り防止にもなりますんでお勧めです。
また、子犬のいたずら防止の為、メッシュカバーが付いているタイプの物もお勧めです。
5.トイレシーツ
ペットシーツには、色んな機能が備わってるものがありますので(臭い防止・消臭効果、ずれ防止、トイレトレーニング用におしっこの臭いが付いているものなど)いろいろ試してみて、環境に合うものを選ばれるといいと思います。
6.ブラシ
毛をすくときは、人間が使うものと同じようなクシが市販されていますので、それを使用してください。スリッカーは、毛をすいた後に、毛先を整える程度に使ってください。スリッカーを皮膚に当てて毛の根元からすくような感覚でざっざっとやると、先が結構するどいので、皮膚が炎症を起こしてしまいます。あるいは、人間が体を拭く感覚で、濡れタオルで体を拭いてあげるのもいいでしょう。この場合、割と強くごしごしやってかまいません。もともと外で暮らしていた動物ですので、神経質になる必要はないでしょう。
7.爪切り
犬の爪は結構すぐ伸びます。定期的に爪を切ってあげてください。爪切りはギロチンタイプの物が使いやすくお勧めです。
※犬の爪を切る際には、切り過ぎに注意してください。気付かず深く切ってしまうと爪から出血してしまいます。
8.玩具
遊び盛りの子犬の為に玩具を用意してあげて下さい。
飼い方
基本的には柴犬の小さいサイズというだけなので、柴犬の飼い方と同じと考えていいです。
(出来れば柴犬についての本を買って隅々まで読まれることをお勧めします。)
・柴犬とはサイズが違うので、運動量は柴犬よりも少ないと思います。手乗り豆柴なら、室内だけの運動量でも足りるかと思います。
・柴犬は警戒心が出やすい犬種です。社会化の時期に色んな犬や人や音に慣れさすようにして下さい。
(幼児期の社会化は後からでは取り返しがつかないので、ワクチンの接種が済んだら積極的に外へ連れて行き社会に慣らしましょう。)
それと同時に基本の躾も必要です。「待て、お座り、伏せ、横につけ」くらいはできるようにしましょう。
何でもそうですが、子供の頃のしつけが一番大事です。※愛さのあまり甘やかすのはやめましょう。
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