3月18日放送の爆報!THE フライデー【実録!殺人犯と呼ばれた芸能人】にて
女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人と疑われた人気芸人Sの閉ざされた過去が明かされますね!悲惨な殺人事件の犯人と疑われ、誹謗中傷・・脅迫・・殺害予告などのネットリンチ被害をうけてしまった『人気芸人S』についてご紹介したいと思います。
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人気芸人Sとは?
お笑いタレントの『スマイリーキクチ』さん
スマイリーキクチのwiki風プロフィール
芸名:スマイリーキクチ
本名:菊池 聡(きくち さとし)
生年月日:1972年年1月16日
年齢:44歳
出身地:東京都足立区北千住
血液型:O型
身長170cm
事務所:太田プロダクション
趣味:格闘技、外車、古着コレクション
経歴
1993年1月、体育専門学校時代の友人と「ナイトシフト」というお笑いコンビを結成。
方向性の違いで1年半で解散し、その後ピン芸人として一人で活躍することになりました。
ニコニコと笑いながら鋭い切り口の毒を吐くというスタイルで人気を集め、
お笑いバラエティ番組の『ボキャブラ天国』で『元ヤンだった』と暴露されると、ニコニコしながら『潰しますよ』という決め台詞を吐き、会場を沸かせていたそうです。
2004年に韓流スターのペ・ヨンジュンのものまねで人気に火が付きました。
スマイリーキクチさんのネタ動画
※2008年のR-1予選の時の映像
ある日
1988年女子高生コンクリート詰め殺人事件という、かなり凶悪かつ悪質な事件が起こりました。
その日本を震撼させた凶悪殺人事件の実行犯はお笑いタレントの『スマイリーキクチ』ではないのか?と突然ネット上で疑われ、
いわれなき誹謗中傷を、長期間に渡って受け続けてきたそうです。
なぜスマイリーキクチさんは疑われることになってしまったのでしょうか?
また、彼が受けたとされる誹謗中傷とはどのようなものだったのでしょうか?
女子高生コンクリート殺人事件とは?
1988年11月~1989年1月の期間、バイト帰りの女子高生を当時未成年だった加害者の少年(グループ)が誘拐し東京都足立区綾瀬にある自宅2階に約2ヵ月の間監禁し、暴行を与え続けたあげく殺害した悲惨な事件です。
殺害後はドラム缶にコンクリート詰めにし遺棄したことからコンクリート殺人事件とも呼ばれています。
また、この事件は、加害者が複数で全員未成年だったことや犯罪内容が極めて悪質だったこと、犯行期間も長期で、少女が監禁されていることに気づいていた周囲の人間(加害者の親)が少女を救わなかったことから、社会に大きな衝撃を与えました。
中傷事件の始まり
1989年に発覚したコンクリ事件は世間を騒然とさせた凶悪事件でありながら、
犯人たちが未成年だった為、少年法により犯人の実名報道がされることはありませんでした。
ネット上では犯人の憶測が飛び交い、様々な手法で調べた犯人プロフィール(憶測)をネットに書き込むなど、犯人を糾弾し続ける人たちが存在していました。
そのような憶測が飛び交う中、ネット上では
「出身地が犯行現場である足立区」
「犯人グループと同世代」
「10代の時にグレていた」
という犯人のプロフィール像に近いとされた芸能人であるキクチさんがコンクリ事件の犯人として扱われるようになっていきました。
さらには「キクチがコンクリ事件のことをお笑いのネタにした」という事実無根の書き込みをされ、それを信じた人達が
「キクチは事件に関与したにも関わらず、反省せず堂々とテレビに出続けている」
「コンクリ事件のことまでお笑いのネタにした」
とさらなる中傷を受けることになったのです。
誹謗中傷の内容
当初『あまりにもくだらない』とネットのことを気にしていなかったキクチさんですが
念のため事務所HP上で、『コンクリ事件関与とお笑いのネタにした噂』を否定しましたが逆に
『やってない証拠を出せ』
『火のない所に煙は立たない』
などと事実無根の証明を要求をされたりと、中傷は収まりませんでした。
また、ネットの噂を信じた視聴者からは
「殺人犯をテレビに出すな」
とクレームが来て、さらにはキクチが舞台に立つと、観客がヒソヒソ話をしたり、ざわついたりと異様な空気になっていたそうです。
【ブログの開設】
2008年1月に自身の汚名を晴らしたい気持ちでブログを開設しました。
ですが、その思いもむなしく、開設直後からブログのコメント欄にはキクチさんをコンクリ殺人事件の犯人扱いする中傷の書き込みが殺到しました。
ファンの方がブログにキクチさんを擁護する書きこみをしたら、そのファンの方まで『犯罪者擁護だ』と叩かれたり、
ライブへ来たキクチさんのファンに対しても殺害予告があるほどだったそうです。
キクチさんは対抗して、「ブログの内容と関係のない質問がある方は、ライブ終了後に会場正面口で声をかけていただいたら、どんな質問でも必ず承ります」と面と向かって質問を受け付ける場を設けましたが、結局誰も来ることはなかったそうです。
キクチさんは誰が書き込んでいるのか分からない状況に、一層ストレスを感じることになっていきました。
警察へ相談
あまりの誹謗中傷に耐えかねたキクチさんは、警察署へ相談に行きました。
そこでは脅迫罪の恐れのある書き込みの発信元を捜査し、5件の身元を割り出すことができました。
ですが実際の発信者までは特定ができず、当時ネットの書き込みというだけで犯人逮捕にいたることは出来ませんでした。
その後、捜査は打ち切りになり、ネットの書き込みも減り、事件は終息に向かうかのように見えました。
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有名ワイドショーのコメンテーターとは?
北芝健さん
元警視庁刑事兼テレビコメンテイターの北芝健さんが出版した『治安崩壊』著書にコンクリ事件の犯人としてキクチさんを連想させる一部が書かれました。
コンクリ事件の犯人について「少年グループの一人は刑期を終えた後、2004年7月、再び、恐喝事件を起こして逮捕された。もちろん社会に出てきたのはこの一人だけではない。一足早く出てきた別の男は、お笑い系のコンビを組んで芸能界でデビューしたという記述があった
赤文字のキクチさんを連想させるような記述のせいで、治まりかけていたキクチさんへの中傷が急激に増加し、コンクリ事件キクチ犯人説を信じた視聴者から業界関係者への抗議が増えるようになりました。
また、『治安崩壊』を読んだキクチさん自身も、中傷犯がコンクリ事件のキクチ犯人説を本気で信じていることに気付き、身の危険を感じ、友人付き合いを減らした上、仕事が終わればすぐに帰宅したり恋人と頻繁に連絡を取り合って一緒に帰宅したりと身辺の安全を確認するようになりました。
警察へ再捜査願い
なかなか誹謗中傷が収まらない中、キクチさんは警察に再度相談することにしました。
最初、「ハイテク犯罪対策総合センター」や「生活安全課」という警視庁の窓口に相談しましたが
「ネットの誹謗中傷はほっとけば収まるのでは?」
「中傷コメントは遊びだと思いますよ」
「誰もキクチさんのことを犯人だと思っていませんよ」
などと言われて全く相手にしてもらえなかったそうです。
次に所轄の警察署に行った時も、
「あなたが殺されたら捜査するよ」と言われ、
こちらでも相手にしてもらえなかったそうです。
4ヵ月後に刑事課に行った際、ネット犯罪に詳しい方(大島警部補(仮))が居たため、初めてまともに対応してもらうことができたのだとか・・
大島警部補は一見ヤクザのような身なりの方なのですが、キクチさんにとっては救世主となりました。
その後、やっとキクチさんがコンクリ事件の犯罪組織にいなかったことを証明することができたそうです。
本当に長い道のりだったと思います。。
中傷犯一斉検挙へ
2008年にキクチさんを中傷していた犯人として19人を検挙することになりました。
中傷犯は下は17歳~上は47歳までいたそうです。
中には女性も含まれていて、妊娠中の方や精神病の方という意外な犯人もいたとのこと・・
中傷犯の動機として、下記のとおりとてもくだらない物が多かったです。
「仕事、人間関係など私生活で辛いことがありムシャクシャしていた」
「離婚して辛かった。キクチはただ中傷されただけで、自分のほうが辛い」
「なぜ一度しかやっていない自分が捕まるのか」
また、この事件の犯人に対しての処分はどれも『不起訴処分』となり事件の結末を迎えました。
千原せいじエピソード
キクチさんとお笑い芸人の千原せいじさんは、
それまで2回ほどしか会ったことがなかったそうです。
それなのにある日千原さんから電話がかかってきて
お前、大丈夫かぁ? お前、こんなシャレならんでぇ。
当分、ちょっと仕事出来ひんやろ?
こんな状況じゃ。
弁護士代とか、金もかかるやろ。
俺、貸すわ。ええから、言え。
このような事を言われたそうです。
キクチさんは感動しながらも、気持ちだけで十分嬉しい旨を告げ、断りましたが
100万ぐらいやったら、
返さんでもええ。
言えや。いつでも言うてくれや
とさらに続けたそうです。
先の見えない不安に包まれていたキクチさんにとって、
千原さんの優しさはホントに気持ちだけでも十分にありがたい物だったと思います。
千原せいじさんの優しさに触れた心温まるエピソードですね^^
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スマイリーキクチの現在と結婚と子供は?
現在も太田プロダクションに所属し、お笑い活動を続け
最近は俳優としての活動も行っているようですね!
まだまだチョイ役ではありますが、
2013年の『ハンチョウ〜警視庁安積班〜 シリーズ6』や
2015年にはNHKの朝ドラ『まれ 第93話』
などにも出演しているみたいです!
また、自身のネット中傷被害の経験を生かし、講演活動を全国でしています。
キクチさんは2011年6月20日に以前よりずっと交際を続けていた一般女性の方と結婚されました。
交際期間はなんと18年という長い付き合いの方で、奥さんもまた、キクチさんと共に
一緒に闘ってきた方です。
まだ子供がいる様子はないですが、今後のことを考えるとキクチさんの収入面が気になりますよね・・・
インターネットの正しい使い方を教えるなどの講演活動もしているみたいなので、そこそこの収入はあると思われますが・・
(講演活動の講師料は1回につきだいたい5万~200万までと人によってピンキリです。
ちなみにさかなクンなどは1回の講師料が150万ほどになるのだとか・・・!)
こんなにも大変な思いをされてきたキクチさんには、是非素敵な奥様の為に
頑張ってほしいと思います!
また、今回の事件について、スマイリーキクチさん自らがまとめた著書が発売されました。
キクチさんの身に起こったことを知る為には是非読んで欲しい一冊だと思います。
(個人的には是非映像化してもらいたいです。)
スマイリーキクチ著書
『突然、僕は殺人犯にされた』
以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
スマイリーさんは、あの当時、「ペ・ヨンジュ」という
韓国のブサイク俳優をパロディーにし、人気を博したから、
在日韓国人らによって、「犯人の濡れ衣」をきせられたのだと思います。
韓国の俳優をからかったり、嘲笑したりするような芸能人は、
あの当時、全部、テレビから消されてたよね。
あの「ギター侍」も同じように、ペ・ヨンジュで笑をとったがために、
直ぐに、芸能界から消されたからね。
コメントありがとうございます!
確かに冬ソナの影響も有り、当時のペ・ヨンジュの人気は凄かったですもんね!
韓国の人(日本もそうですか)のファンからしたら、お笑いネタにされるのって
許せないかもしれませんね。
羽田陽区さんも確かにヨン様切りしてましたね!
ペ・ヨンジュンはNGネタだったということですね。。
>>在日韓国人らによって、「犯人の濡れ衣」をきせられたのだと思います。
こういう根拠もないことを憶測で書くのが間違いだと言うのが、今回のスマイリーキクチの一件ですよ。なにも学んでない。